埋め込みタイプとは、浴室の床面に浴槽がおよそ3分の1ほど埋め込まれて設置してあるものです。古いタイプの在来工法による設置方法で、浴槽の水を抜くとそのまま水が流れていく直接排水です。
埋め込みタイプの浴槽を交換する際には周囲の壁や床を解体する必要があります。
据え置きタイプとは、浴室のタイルの上に浴槽を置くだけの設置方法です。お湯を沸かすバランス釜と接続された浴槽は脚があるタイプも多く、溜まっているお湯を抜くと洗い場側へ流れて、洗い場の排水溝から間接排水を行います。
半埋め込みタイプとは、ユニットバスなどに多く見られる設置方法。埋め込みタイプと据え置きタイプの中間で、文字通り浴槽が若干埋め込まれています。
浴槽のヘリによって壁ができるため、泡などが浴槽に入るのが防げます。また浴槽に入りやすいため、高齢者や足腰の悪い方でも浴槽に入りやすいのが特徴。
ユニットバスがどんな状態になったら交換のタイミングなのでしょうか?浴室にこのようなサインが出たら交換時期になります。
浴室内のカビが目立つ
排水口の流れが悪い
嫌な匂いが取れない
お湯の温度調節が上手くいかない
耐用年数の15~20年を大幅に超えている
換気扇が効かない
壁や浴槽にヒビが入っている
コーキングが劣化して隙間が生じている
上の項目の一つから二つだったら当てはまる項目があるかもしれません。しかし複数の項目で当てはまるようなら、あなたのお宅のユニットバスは交換時期になっています。なるべく早めにユニットバスを交換することをおすすめします。